チーズは探すな! 他の誰かの迷路の中でネズミとして生きることを拒んだ人たちへ

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チーズは探すな! 他の誰かの迷路の中でネズミとして生きることを拒んだ人たちへ

  • ISBN:9784799310816

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内容説明

あれから10年。
「素晴らしい本」の教えにしたがって、
ネズミたちは変化をひたすら受け入れ、
迷路の中でチーズを探し続ける生活を送っていた。
しかし、疑いを抱いたネズミが現れる。
「本当にそれが幸せなのか?」
「なぜ迷路の中にいなくてはいけないのか?」
マックス、ゼッド、ビッグの3匹は、
それぞれの方法で迷路から脱出し、
新しい道を切り開く。
変化に順応する時代から、
変化を自ら創造する時代へ。
気鋭のハーバード・ビジネススクール教授が
今を生きる読者に新しい物語を贈る。
「問題は、迷路の中にネズミがいることじゃなくて、
ネズミの中に迷路があることだ」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ありす

35
『チーズはどこへ消えた?』に異議あり!とした本。 ただ決して反論だけをした作品ではない。メッセージは間違ってもいないし、価値のないものでもない、だが不十分なのである、そして危険な一面がある、としている。与えられた迷路の中で最善を尽くすのではなく、そもそもこの迷路は何か?外の世界は?と根本から考えている。そして与えられた迷路から抜け出す者や、制限を受け入れない者、とにかく力が強い者が現れる。全体的に『消えた?』よりも難しい印象を受けた。2018/09/15

かなばる

22
与えられた環境や習慣に対して「環境などの前提を疑い自分なりの答えを探そうとする者」「自分の価値観に照らして意識しない者」「他者や社会の答えではなく自分の目標に向かうことを意識する者」の三者三様のアプローチという内容。どれも社会や集団から見れば変わり者だが、だからこそ道は開ける。一方で、彼らが上司や同僚、部下だったら自分は上手くやれるかは自信がない。集団のルールを疑ったり意識しなかったりすることは、他の集団の一員からすれば居心地が悪い(常に多様な意見を出せる集団なら別だが…)2023/05/27

空猫

22
【チーズ関連本月間:9冊目】ドジョウを狙うのも3匹目となると…2018/04/28

きーさん

16
ちょっと大味だが、自分を見つめ直す教材としては面白い。モヤッとした人は『カイジ』を読むと、なんとなく納得するのでは?(笑)与えられた条件の中で最善を尽くすのは大切なこと。しかし、置かれている「条件」が、はたして適切なものか?何らかの意図が介入していないか?を問い直すことも忘れてはいけないと思った。誰もが余計なことは考えず、目先の「チーズ」に追われるのはけっして他人事ではない。物語の3匹のネズミがそれぞれの方法で時間をかけて積み重ね、「迷路」に左右されない人生観を獲得していくところに励まされる思いがした。2014/10/16

冬木楼 fuyukirou

15
「チーズはどこに消えた?」はずい分昔に読んでいるけど、その続きの本(?) 薄い本だし、ディスカッション用みたいだけど、別になぁ、語るほどでも無い。マックス、ゼッド、ビッグの3匹とその他大勢のネズミたち。自分はその他大勢の方だけど、いいじゃん、好きなようにすれば。ごめんなさい。議論に加われませんでした。2020/07/24

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