目次
第1章 イントロダクション―有意義な市民的学習を通して社会科教育を変革する
第2章 本質的に違うこと―市民的学習における本質的な問いとテーマの扱い方
第3章 話し合う市民たち―社会科授業における開かれた議論
第4章 市民に求められるコミュニケーションとは―市民的学習のために書くことと表現すること
第5章 「週末の時事問題」を超えて―カリキュラム全体で過去と現在を結びつける
第6章 何が問題なのか?―社会科教室における市民的アクション・リサーチ
著者等紹介
ルービン,ベス・C.[ルービン,ベスC.] [Rubin,Beth C.]
米国コロンビア大学ティーチャーズ・カレッジ人文学部社会科教育教授。2001年カリフォルニア大学バークレー校博士課程修了の後、ラトガース大学准教授・教授を経て、2023年より現職(本書執筆時はラトガース大学准教授)。教室・学校・地域・社会において、子どもがどのように自分たちを市民や学習者とみなすようになるかという点に関心があり、とりわけ、歴史的・現代的不平等が顕著な地域で、市民的アイデンティティがどのように形成されていくかに注目して研究を進めてきた。研究関心は、市民的学習・歴史的記憶・社会科教育・ソーシャルデザイン研究・批判的かつレりバントな市民学習・子どもの声。現在、Civically engaged district project(市民的な関係をつくるための地域プロジェクト)の責任研究者も務めている
池野範男[イケノノリオ]
広島大学名誉教授。博士(教育学)。広島大学助手・講師・助教授・教授、日本体育大学教授を経る。専門は社会科教育・教科教育・シティズンシップ教育
川口広美[カワグチヒロミ]
広島大学大学院教育学研究科准教授。博士(教育学)。滋賀大学講師・准教授をへて2017年より現職。専門はシティズンシップ教育・社会科教育
福井駿[フクイスグル]
鹿児島大学教育学系講師。博士(教育学)。岐阜工業高等専門学校助教を経て2017年より現職。専門は市民性教育、哲学教育、社会科教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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