ブランド幻想―ファッション業界、光と闇のあいだから

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ブランド幻想―ファッション業界、光と闇のあいだから

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750356679
  • NDC分類 589.2
  • Cコード C0036

内容説明

私たちは本当に服を愛しているか。光り輝くランウェイの先に広がるファッション業界の闇の奥で、『ティーンヴォーグ』の元エディターはどんな現実を見出したのか。ファストファッションの台頭を受け、加速するトレンドに疲弊する現場をたどった渾身のルポ。

目次

1 新着商品をもとめて
2 メイド・イン・アメリカの現実
3 ファッション界の#MeTooはどこへ
4 それ、ほんとに自分で選んでる?
5 インフルエンスの正体
6 ロゴに隠された秘密
7 グリーンは新しいブラック?
8 工場の外で起きていること
9 たかがファッション、されどファッション
10 これは本当に起こっていること

著者等紹介

ハーディ,アリッサ[ハーディ,アリッサ] [Hardy,Alyssa]
『ティーンヴォーグ』のエディター、『インスタイル』のシニアエディターなどを経て、現在はニュースレター『The stuff』の発行人。縫製労働者の権利やファッション業界の環境への負荷といった問題に強い関心を寄せ、精力的に情報発信を行っている。ニューヨーク在住

相山夏奏[アイヤマカナデ]
字幕翻訳を経て、現在はYAやロマンスを中心に書籍の翻訳を手掛ける

南出和余[ミナミデカズヨ]
神戸女学院大学文学部准教授。文化人類学、バングラデシュ地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

107
既製服を簡単に買える時代だが、裏で起こっている事実を知る人は少ない。途上国で大量生産された衣服が先進国に輸出され、ブランドや流行のマークがつくと数十倍数百倍の値で売れる。売れ残れば即座にゴミか古着と化し、途上国に逆流するか砂漠に捨てられる。生産する工場で働く労働者は低賃金で酷使され、女性は性的ハラスメントの対象となるが訴えることもできず、有名ブランドは知りながら利益のため見て見ぬふりをする。ファッション業界の表の世界で生きてきた元エディターが「こんな事態を続かせていいのか」と、隠された闇の実情を告発する。2024/03/20

くさてる

16
華やかなファッション業界の裏にある搾取の構造。それはきっとみんなが薄々知っていたことだけど、そこまで気にしない顔でいたことだ。それはすぐに浮かぶ発展途上国での搾取労働だけではない。プラスサイズモデルやマイノリティモデルもまたファッション業界の構造のなかで搾取されていること、大量に作られる服と廃棄の問題、業界で働く女性たちが受けるハラスメント……どれもが深刻で厳しい内容だけど、読み進めることができたのは著者の冷静な筆致とその醜い流れの渦に抗う人々の姿のおかげだった。2024/04/21

あきこ

3
なんというか、憂鬱な気分になった。アパレル関係の搾取問題は常に社会問題となっている。それに気づいていても便利だからという理由で購入していた自分は貧しい人から搾取していたのか。それが日常化していて罪悪感のないまま。しかし不買運動をすれば貧しい人の仕事を奪うことになる。この強欲な資本主義はどうしたらいいのだろう。今現在地球の様々な場所で行われている人権の侵害は戦争の爆撃と同じように報道されるべき酷いことだ。2024/03/29

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