出版社内容情報
今日のフェミニズム研究に不可欠な視点である「インターセクショナリティ(交差性)」を前面に押し出し、豊富な事例や広範な先行研究をふまえて政治理論の近代以降の基軸に異議を申し立てる、積年のフェミニズム研究の大いなる成果。
目次
第1章 性別化された身体―挑発
第2章 ジェンダーを概念化する
第3章 身体化=身体性を理論化する
第4章 公的なものと私的なものを描き直す
第5章 国家と国民を分析する
第6章 不正義の概念をつくり直す
著者等紹介
ホークスワース,メアリー[ホークスワース,メアリー] [Hawkesworth,Mary]
1952年生。米国マサチューセッツ大学アマースト校(政治学、1974年)卒業(最優秀学生)、米国ジョージタウン大学修士課程(政治学、1977年)および博士課程(政治学、1979年)修了。政治学博士。米国ラトガーズ大学教授、特別教授(Distinguished Professor)を経て、名誉教授。2005~2015年Signs:Journal of Women in Culture and Society編集長
新井美佐子[アライミサコ]
名古屋大学大学院人文学研究科ジェンダー学分野教員。博士(経済学)
左高慎也[サダカシンヤ]
名古屋大学大学院法学研究科博士後期課程。日本学術振興会特別研究員(DCI)。専門は政治学
島袋海理[シマブクロカイリ]
名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士後期課程。専門は教育社会学
見崎恵子[ミサキケイコ]
愛知教育大学元教授。専門はフランスの社会経済史、女性・フェミニズム史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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