出版社内容情報
女性雇用に関する法・制度整備が2000年代に入って少子高齢化の進展を背景に急速に進む韓国の女性労働。その実態、政府の政策、労働市場の状況、関連法の変化を、日本との比較のもとに整理し、最新のデータや政策を豊富に織り込んでまとめる。
目次
第1部 女性労働の実情・政策・制度(経済変化と女性労働供給―時系列分析;女性雇用者労働供給―横断面分析;女性雇用者の職業キャリア中断;女性雇用政策;韓国の男女雇用平等法;韓国の平等法と日本の平等法;韓国の出産休暇制度・育児休業制度;日本の産前産後休業制度・育児休業制度;公的年金制度と女性の年金権)
第2部 経済社会変化と労働政策のパラダイム転換(非正規雇用の定義と女性非正規雇用の実態;非正規職保護法と非正規職の雇用不安;韓国の期間制労働者と雇用調整―実証分析;日本の非正規雇用と雇用調整―実証分析;少子化とワーク・ライフ・バランスの取り組み;働き方改革―労働時間の短縮と柔軟化)
付録
著者等紹介
〓海善[ベヘション]
韓国生まれ。名古屋大学経済学博士(日本文部省奨学金留学生)。名古屋大学経済学部助手。韓国学術振興財団研究支援により釜山大学校にて博士研究員(PD)・専任研究員・研究教授。ドイツ・ルール大学ボーフムにて客員研究員。現在、筑紫女学園大学文学部アジア文化学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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