出版社内容情報
パンデミックや温暖化による水害の増加など、ネットワーク化する世界のなかで複雑化するリスクを考える一冊。「システミックリスク」の特徴をとらえ「科学と政治の役割」、「リスクコミュニケーション」など、リスク学という道具を使って実現すべき意思決定の透明化と市民参加の重要性を説く。
目次
序論 リスク学の役割
1章 リスクの概念(リスクはゼロにはならない;巨大災害のリスク(Extreme risk)
システミック・リスク(Systemic Risk)
新興のリスク(Emerging risk))
2章 リスク低減の方策―科学・政策(リスクの対策のジレンマ;対策の分類;自己選択とインセンティブ;共助と「絆」のコスト;住民参加の意思決定;意思決定における科学の役割)
3章 水害のリスク管理(水害リスク対策から見えるもの;河川構造物の功績と社会的コスト;進化するソフト対策;山を治める)
著者等紹介
〓尾佳美[セオカミ]
青山学院大学国際政治経済学部准教授。著書に『リスク理論入門』(中央経済社)。田渕悦子氏との共著論文「連帯保証人の経済学―中小企業金融の再デザイン」で「(第5回)フジタ未来経営賞」授賞。都市・地域計画学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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