目次
なぜいま「フィールド経験」から語るのか―一人の人間としてイスラーム・ジェンダーを生きるために
第1部 関係に学ぶ/を築く(生と性の間で―保健師としてのパレスチナ人女性への聞き取りから;つながりを構築する―紐帯のビルディング、あるいは社会関係の科学;「聞こえないトランスジェンダー」だった私のフィールド体験 ほか)
第2部 関係がゆらぐ/に悩む(気まずい、と感じること―パキスタンでの経験から;二つの海の出会うところ―香港でさわる、さわられる;「私は何者か」という問いとともに ほか)
第3部 関係が続く/を終える(フィールドとの往来のなかで時間を重ねること;モロッコにおける友情と文書収集;フィールドワークの終わり―あるいは、私がバドル郡に行く理由)
著者等紹介
長沢栄治[ナガサワエイジ]
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所シニア・リサーチフェロー、東京大学名誉教授。専攻、中東地域研究、近代エジプト社会経済史
鳥山純子[トリヤマジュンコ]
立命館大学国際関係学部准教授。専攻、文化人類学、ジェンダー論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Ayaka_tmt
1
読みたい章のみ。2022/09/15
Go Extreme
1
関係に学ぶ・を築く: 保健師としてのパレスチナ人女性への聞き取り 紐帯のビルディング、あるいは社会関係の科学 聞こえないトランスジェンダーだった私のフィールド体験 パレスチナのフィールドに入る パレスチナ人ゲイAとの出会 近しさへの奮闘 関係がゆらぐ・に悩む: 気まずい、と感じること 2つの海の出会うところ 私は何者かという問いとともに 中立性の功罪 偏見を笑う 感情の荒波を乗り越える 関係が続く・を終える:フィールドとの往来のなかで時間を重ねること フィールドワークの終わり2021/07/06