「働くこと」の哲学―ディーセント・ワークとは何か

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  • サイズ B6判/ページ数 372p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750349251
  • NDC分類 366
  • Cコード C0036

内容説明

“生”と“労働”の他に富はない。「労働は苦役か、それとも喜びか」という問いを立て、文明および情報通信技術の発展とそれにともなう科学観・労働観・倫理観の歴史的変遷をたどることから導き出した日本社会への提言の書。

目次

第1章 労働の公共哲学―今日の働き方改革(人間はなぜ働くのか;西欧の「経済人間」(ホモ・エコノミクス)のもつ歴史 ほか)
第2章 身体性と精神性―唯物論か実在論か(人間の身体・理性・感情・霊性;人間中心主義(ヒューマニズム)という名の宗教 ほか)
第3章 「労働の二重性」をめぐって―人間主体の二重性(労働は苦役か喜びか;マルクスの『資本論』 ほか)
第4章 熟議民主主義に向けて―政治哲学の転換(民主主義と社会主義との対話;ギルド社会主義とは何か ほか)
第5章 都市と農村―持続可能な日本へ(新しい幸福のモノサシ;相互扶助からのイノベーション ほか)
付録 主権、領域主権、補完性

著者等紹介

稲垣久和[イナガキヒサカズ]
東京基督教大学特別教授。1947年東京都生まれ。東京都立大学大学院物理学研究科博士課程修了。理学博士。トリエステの国際理論物理学研究所、ジュネーブの欧州共同原子核研究所理論部門研究員、国際基督教大学講師を経て、哲学に転向。アムステルダム自由大学哲学部・神学部の客員研究員として宗教哲学を学ぶ。帰国後、東京基督教大学助教授、慶應義塾大学講師を経て東京基督教大学教授(2019年3月まで)。専門は公共哲学、キリスト教哲学。「賀川豊彦シンポジウム」「みんなの品川をつくる会」などの市民活動にも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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sayan

23
あるプロジェクトの準備段階で残業の取り扱いが議論になった。参加者は多様な背景を持ち残業に対する考え方は、参加者の数だけあった。残業肯定、否定、いずれの考え方は直感的で、出身国の文化的価値観が色濃く反映されていた。日本人が持つ労働観の背景を知りたくて本書を手に取った。本書は、日本の長時間労働は「家族が幸せ(豊)になるのであれば、労働時間をいくら増やしても苦労をもいとわない」とする日本農村から生まれた、と言う。そして「社員は家族です」とかつて高らかに叫ばれ当然視された内容と異口同音、この仮説に説得力を感じた。2020/02/13

邪馬台国

5
ディーセントワークという言葉を初めて知りました。力量不足で読みきれない部分も多々ありましたが、これからの日本での働き方、生き方を考える上で楽観悲観問わずキャッチーな言葉に扇動されずじっくりと考える、哲学する事はとても重要だなと思いました。2019/12/30

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