目次
1 風土
2 歴史
3 政治・経済
4 社会
5 日常生活
6 アイルランドの象徴
7 言語・文学・メディア
8 音楽とダンス
著者等紹介
海老島均[エビシマヒトシ]
成城大学経済学部教授。スポーツ社会学
山下理恵子[ヤマシタリエコ]
成城大学他非常勤講師。ライター、翻訳業。言語文化博士号取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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洋書好きな読書モンガー
22
アイルランドを舞台としたhistoricalファンタジーを読む為に。この本は10年毎に更新され第3版である。英国のEU離脱前の本なのでその影響を入れた第四版もその内出るだろう。北海道とほぼ同じ大きさの島に800万人の人口(その内面積15%人口25%が英国領の北アイルランド)、4つの地方、32のカウンティ(日本の県より小さいけど郡より大きな地域)からなる島。夏北海道より暑く無く冬福島県位の暖かさ、北海道よりはるか北にあるのに。小国だけどアイルランド系は世界中に七千万人もいるとか。歴史と文学が興味深い。2025/04/27
masabi
13
【概要】アイルランドの歴史・経済・文化などを解説する。【感想】古来から続く伝統と英国からの独立によって生じたアイルランドらしさを求めて生まれた文化や発掘された文化が入り交じる。とりわけEUに隣接する英語圏として英語の恩恵を享受する反面で、公用語でもあるアイルランド語の話者数や使う機会が限られる。2024/02/17
paluko
10
詩人イェイツが日本の能狂言に刺激を受けて戯曲『鷹の泉』を書いていたとは知らなかったし、ラフカディオ・ハーンの父がアイルランド人だったことも知らなかった。というか、アイルランドについてほぼ何も知らないため最近いろいろ困り始めたので泥縄で読んでいます。ガイドブック的な項目も多く含まれていてとっつきやすい一冊。ジャガイモ飢饉(68頁)のダメージが大きすぎる。逆に、アイルランド国外に住む「アイルランド系」人口は米国籍の人々のうち約4000万人、オーストラリア人の約3割とか。2022/08/18
なむさん
7
アイルランドといえばアイリッシュフィドル(無印で流れてそうな素朴で民族的な音楽)が思い浮かぶなぁくらいの知識でしたが、急遽住めることになったので予習をしています。国家成立が最近だということ。でも妖精で有名なケルトの本場ということ。最近中絶が認められるようになったのに、それより前に同性婚が認められていること。いろいろビックリしつつ、エバーグリーンな大地でどんなものを食べてどんな人に会えるのか、楽しみになりました。英語圏とおもっていたら公用語はアイルランド語だそうで…楽しむために勉強もがんばらねば!2019/11/02
solaris
4
日本から遠く離れた、人口500万人ほどのアイルランド、アイリッシュ、ケルト民族は私達の日常生活からも遠く感じる。この国の事が気になり始めたのは、ダブリン市民のエヴリンという短編小説を読んだときからだったと思うし、FFの植松さんがアイルランド・ケルト音楽に強い親近感を覚えるとよく言っていたし、まだ二十歳前から気になっていた国。1949年に英国からの独立までに宗教的、政治情勢的な様々な経緯があり、複雑。ギネスや、シャムロック、ハープの象徴も印象的。他国との違いを感じることで、より日本的な価値観を高めたいと。2020/05/17
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