目次
序章 社会的排除の闇を内在的に読み替える
第1章 イギリスにおける「アジア系」市民の政治参加
第2章 ブリティッシュ・エイジアン音楽の諸実践における「代表性」と周縁化―サブ・エスニシティの観点から
第3章 インド系英語作家にみる排除と包摂―ジュンパ・ラヒリを事例に
第4章 コロニアル・インドにおける「美術」の変容―神の表象をめぐる「周辺」からの抵抗
第5章 ネパールにおけるカーストの読み替え―肉売りを担う人々の日常と名乗りのポリティクス
第6章 ネオリベラリズムと路傍の仏堂―スリランカの民衆宗教実践にみるつながりの表現
第7章 下からの創発的連結としての歩道寺院―インドの路上でネオリベラリズムを生き抜く
結章 「社会的排除と包摂」論批判―ネオリベラリズムの終焉にむけて
著者等紹介
関根康正[セキネヤスマサ]
関西学院大学社会学部教授。専門は南アジア社会および南アジア系移民社会の文化人類学
鈴木晋介[スズキシンスケ]
茨城キリスト教大学文学部助教。1971年生まれ。筑波大学博士課程歴史・人類学研究科単位取得退学。関西学院大学先端社会研究所専任研究員を経て、現職。博士(文学)(総合研究大学院大学文化科学研究科)。専攻は文化人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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