周産期からの子ども虐待予防・ケア―保健・医療・福祉の連携と支援体制

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  • サイズ A5判/ページ数 154p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784750344416
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C0036

目次

第1章 保健師と子ども虐待
第2章 予防の三段階
第3章 多分野・多職種協働は大原則―ネットワーク
第4章 妊娠期からの親子支援
第5章 赤ちゃんのいる生活
第6章 「親を理解したい」から始まる個別支援
第7章 自己否定からの解放を促す親支援グループ
第8章 災害という恐怖と子どもたちの危機

著者等紹介

中板育美[ナカイタイクミ]
福島県生まれ。公益社団法人日本看護協会常任理事。一般社団法人日本子ども虐待防止学会理事。1989年に、東京都に保健師として入都。約10年間、東京都多摩地区の保健所や市役所(地方自治法上の派遣)等で保健活動に没頭。1998年に、国立公衆衛生院(専攻課程)に入学し、翌年修了。その後、保健所での企画担当等5年間を経て、2004年から2012年まで、国立保健医療科学院(上席主任研究官)にて研究及び現任教育を通じて実践現場の人材育成にかかわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねこけし

10
虐待の実態と周産期の支援についてとても具体的でわかりやすかった。様々なエピソードが実感を持って感じられた。虐待のリスクと予防のために何ができるのか。家族の愛情に恵まれて生きてきた私には想像もつかない世界があってそこに何ができるのだろうと考えてしまう。虐待予防に携わる人には読んでもらいたい。2021/04/06

ひろか

4
これから、この分野も大切であるが、書物としてはやや読みにくかったです。2017/01/24

芙蓉葵

0
2016年の本を2024年に読んだのでデータとしては古い情報になると思う。ただ著者は保健師としてのキャリアを持ち、現在でも虐待の解決に尽力されている人物なので記述に説得力がある。妊娠から出産、乳幼児期までの包括的なケアのアプローチとして子供だけではなく親へのケアについて重点的に書かれている。著者自身の要対協時代の体験も書かれており乳幼児へのケアの変遷や苦労も知ることができる。第8章は災害と虐待がテーマで時代的に東日本大震災がメインとなるのだろうが、災害が増える昨今では意識しておくべき内容だと感じた。2024/08/27

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