目次
第1部 アジア近代化の諸構想(福沢諭吉における国権拡張論への「転換」根拠;近代中国の国家構想―清末民初の立憲構想を中心にして;韓国における経済近代化と日本)
第2部 東アジアにおける安全保障構想(朴槿恵政権の「北東アジア平和協力構想」と「東アジア共同体」;東アジアの安全保障と領土問題・歴史認識;日韓協定の今日的評価;習近平指導部と中国外交の展開;沖縄からみる戦後日本の「平和と民主主義」;戦犯釈放問題と日本の戦争責任)
第3部 東アジアの交流の歴史と現在(歴史世界としての「東アジア世界」の現在―模索される広域史;世界生産の六〇%を担う日中韓自動車産業のグローバル化戦略;東アジアの国際関係―過去・現在・未来;古代中国の統治と地域;魯迅文学における女とその復讐;一九六〇年代の日台合作映画製作の背景および「日本時代」と「抗日戦争」表象)
著者等紹介
大内憲昭[オオウチノリアキ]
1951年生。東京都立大学大学院社会科学研究科基礎法学専攻博士課程修了。現在関東学院大学国際文化学部教授。法学博士
渡辺憲正[ワタナベノリマサ]
1948年生。関東学院大学教授。専門は、社会思想史およびマルクス研究。現在、ナショナリズム研究、福沢諭吉研究などを続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。