目次
第1章 キリストの福音
第2章 貧しい人たちのための貧しい教会
第3章 聖霊の声を聴く
第4章 告げることとあかしすること
第5章 フルタイムのキリスト者
第6章 羊のにおいのする牧者
第7章 最も恵まれていない人びとのために
第8章 偶像を破壊して
第9章 善を選ぶ自由
第10章 聖母マリア、福音を説く聖母
著者等紹介
栗栖徳雄[クリストクオ]
1944年生まれ。1967年上智大学外国語学部英語学科卒業。カナダモントリオール銀行シンガポール支店長、在日代表兼東京支店長など、2011年まで数社の外資系金融機関勤務。1985年カナダトロント大学経営学部経営管理プログラム修了。2012年上智大学大学院博士後期課程経済学研究科経営学専攻満期退学。2005年上智大学経済学部経営学科非常勤講師、慶応義塾大学非常勤講師などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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amanon
4
現ローマ教皇がなぜ左翼色が強い社会科学系の出版社から出るのか?という内容とは無関係な事実がふと気になった。それはともかくとして、読み始めた当初は紋切り型の綺麗事という印象が正直強かったのだけれど、読み進めていくうちに教皇の言葉が次第に染み込んできた。何も目新しいことを言っているのではない。これまで幾度となく言われてきたことを愚直なまでに繰り返し述べているといってよい。逆に言えば、我々の多くが何度同じことを言われても改善しない学習能力に欠けた者だということだろう。全カトリック信者必読の書といってよい。2016/03/05