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スリランカを知るための58章

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  • サイズ B6判/ページ数 309p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750337906
  • NDC分類 302.259
  • Cコード C0336

目次

1 スリランカ概観
2 激動の歴史、そして「内戦終結」
3 生業と経済
4 暮らしと社会
5 祈りと文化
6 開発援助と災害復興
7 スリランカの諸地域案内

著者等紹介

杉本良男[スギモトヨシオ]
1950年北海道生まれ。東京都立大学大学院社会科学研究科社会人類学専攻博士課程単位取得・満期退学。博士(社会人類学)。専攻は社会人類学、南アジア研究。現在、国立民族学博物館民族文化研究部教授

高桑史子[タカクワフミコ]
1949年兵庫県生まれ。明治大学大学院政治経済研究科政治学専攻博士課程単位取得・満期退学。博士(社会人類学)。専攻は社会人類学、海洋人類学。現在、首都大学東京大学院・人文科学研究科教授

鈴木晋介[スズキシンスケ]
1971年新潟県長岡市生まれ。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科単位取得退学。博士(文学)(総合研究大学院大学文化科学研究科)。専攻は文化人類学。現在、関西学院大学先端社会研究所専任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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扉のこちら側

38
初読。第二次大戦後、サンフランシスコ講和会議で後にスリランカの大統領となるジャヤワルダナ氏は、日本を擁護し、独立を支持する演説を行った。残念ながらこれを知る日本人は少ない。しかしスリランカでは、日本人はみなスリランカに感謝していると思い、日本人に親近感を持ってくれているという。仏教を通じての交流も盛んだとのことで、よい関係を築きたい。2013/07/07

Mipo

4
スリランカ人作家によるブッカー賞受賞作品『マーリ・アルメイダの七つの月』を読んで興味を持ったので手に取りました。マーリのおかげでわりとなじんだかもしれないと思ったスリランカですが、まだまだ知らないことばかりでお恥ずかしい。特に響いたのは「ガーメント・ファクトリー」で働く女性たちにまつわる章。彼女たちに光がありますように。2024/03/10

丘野詩果

4
スリランカの首都は、スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ。毎週、スリランカ人の先生から英会話を習っているというのに、スリランカの事をほとんど知りませんでした。 スリランカのカレーやキリバット、ルヌミルスもご馳走になりました。『茶畑のジャヤ』を読んで、スリランカをもっと知りたくなった次第。2016/09/10

いっこ

3
学者だけではなく、元青年海外協力隊員や地元で支援活動をしている人などのさまざまな執筆者の視点から、「輝ける島」スリランカが語られる。インドのカースト制との違いや、仏教とヒンドゥー教、イスラム教のこの国ならではの関係を興味深く読んだ。植民地から独立後も、内戦や津波を経験し、内政は厳しいようだ。多様性というこの国のいいところを残し、観光客にとってだけではなく、この国の人々にも「輝ける島」であってほしいと思う。2024/12/01

noko

2
複数の人が色んな視点でスリランカのことを書いているので、幅広く学べる。スリランカではサリーを伝統的に着ているが、サリーも着方が二種あり、キャンディアンスタイルは余り布を襷掛けする。インドでサリーを着始めたのは1880年代と比較的最近。スリランカといえば紅茶だが、絶対に欠かせないのは早朝飲むミルクティーで、それで目を覚ます。家族の形としては、子供を産んだお母さんも中東に出稼ぎに出ている事が多いので、祖父母がスリランカで子供を見る。たとえ外で働いていても家事は女の仕事だという。なかなかどの国でも女性は辛い。2025/06/25

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