出版社内容情報
新型コロナウイルス感染症の状況下で、私たちは今までの社会にしがみついているだけでは立ち行かなくなっている。いまや「当たり前」を問い直せる人だけが、この社会を生き抜くための新しい仕組みを提案することができる。 社会学は、私たちが「当たり前」と思い込んでいたことを改めて問い直すこと(脱常識的なものの見方)を可能にする学問なのだ。ドラマ・映画・Jポップ等のポップカルチャーを題材に、本書は代表的な社会学の理論を解説しながら、自我・コミュニケーション・恋愛・家族・仕事などの社会学のテーマをわかりやすく分析する。「そういうものだから」と思い、多くの「当たり前」に囚われ生きている私たちが、そこから解き放たれ、この瞬間を充溢して生きていく事を可能にする視座を示す一冊。
内容説明
新型コロナウイルス感染症による影響が広がり続ける状況下で、私たちは今までの社会にしがみついているだけでは立ち行かなくなっている。いまや「当たり前」を問い直せる人だけが、この社会を生き抜くための新しい仕組みを提案することができる。社会学は、私たちが「当たり前」と思い込んでいたことを改めて問い直すこと(脱常識的なものの見方)を可能にする学問なのだ。ドラマ・映画・Jポップ等のポップカルチャーを題材に、本書は代表的な社会学の理論を解説しながら、自我・コミュニケーション・恋愛・家族・仕事などの社会学のテーマをわかりやすく分析する。「そういうものだから」と思い、多くの「当たり前」に囚われ生きている私たちが、そこから解き放たれ、この瞬間を豊かに生きていく事を可能にする視座を示す一冊。
目次
社会学への招待―脱常識的な見方
自我―僕が僕であるために
コミュニケーション―僕たちの「想い」は伝わるのか?
恋愛―二人をつなぐ赤い糸(コミュニケーション・メディア)
ジェンダー―男であること・女であること
家族―アニメ・テレビドラマ・映画にみる家族のかたち
仕事・産業―これからの社会における「承認」のゆくえ
行為―僕たちは自由に行為できるのか?
メディアと視聴者―私たちはテレビドラマをどう見ているのか?
文化―虚構と実在が同期化するアイドル
テーマパーク―トランスナショナル・ディズニー
都市―僕たちが生きる都市のすがた
モバイル・ライブズ―私たちの社会のすがた・私たちの生きるかたち
再び社会学への招待
著者等紹介
遠藤英樹[エンドウヒデキ]
1963年生。1995年関西学院大学大学院社会学研究科後期博士課程単位取得退学。現在、立命館大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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