子どものための親子論―「親子になる」という視点

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 212p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750337593
  • NDC分類 369.43
  • Cコード C0036

内容説明

血縁、非血縁にかかわらず、親子関係のいまを充実させるために、「親子になる」という視点で子どもの側から親子関係をとらえ直すことの重要性を示した本書は、子どもを育てるすべての人の必読の書といえるだろう。

目次

第1章 「親子になる」こと
第2章 母を求めて、母を得る―子どもの試し行動
第3章 生まれ直し、育ち直し
第4章 子どもが伝えるイノセンス
第5章 「ママ」と呼ばれて「ママ」になる
第6章 わたしだけを受けとめて
第7章 星の王子さま
第8章 「親子になる」ことがむずかしいわけ
第9章 やすらぎから遠い子どもたち
補章 原初の母性をめぐって

著者等紹介

芹沢俊介[セリザワシュンスケ]
評論家。1942年東京生まれ。上智大学経済学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

朝霧

1
嫁(彼女)との間の子供を真剣に考えているからこそ、読んだ一冊です!里子、里親関係でも、血が繋がってなくても、肝心なのは、血よりも濃い関係を作ることなのです。そして、私達(夫婦)はあなた(里子)がいてくれて、本当に心から幸せということが[親子になる]ということだと教えてくれた大切な一冊です!例え、その子供がどんなに手がかかっても…2023/10/10

りら

1
図書館。少々くどいが、言いたいことはよく伝わってきた。著者のこの問題に関する危機感とも思えるほどの熱い思いがひしひしと。「親になる」というのは、それ相当の覚悟が要るということ。こどもを産んだから、「親になる」のではないということ。自分では何にも選ぶことができず、自分の状態をただ受けいれて生まれてきた子どもをどこまでも受けとめることができて初めて、こどもは自分のことを受けとめることができる。簡単そうだが、これがいかに難しいことであるか。じっくり考える。2013/04/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6451031
  • ご注意事項

最近チェックした商品