福島原発と被曝労働―隠された労働現場、過去から未来への警告

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  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750337517
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0036

目次

第1部 福島の今(未曾有の原発震災(3・11)に直面して
緊急時被曝労働者の今)
第2部 原発下請け労働者はどのように働いてきたのか(1980年代半ばまでの福島下請け労働者;1980年代後半以降の専門技能下請け労働者の実態)
第3部 被曝労働者の健康を守るために(低線量被曝の危険を暴く原発労働者の国際的な疫学調査;すべての原発被曝労働者、緊急時被曝労働者の救済への課題)

著者等紹介

石丸小四郎[イシマルコシロウ]
1943年秋田県生まれ。双葉地方原発反対同盟代表。3・11原発事故以降、脱原発のために全国各地で講演、第23回(2011年)多田瑶子反権力人権賞受賞

建部暹[タテベノボル]
1945年兵庫県生まれ。大阪大学大学院理学研究科博士課程単位取得。理学博士。1977年、大阪府立高校教諭。2006年退職。原発被曝労働者救援に携わる。ヒバク反対キャンペーン共同代表

寺西清[テラニシキヨシ]
1943年兵庫県生まれ。大阪大学大学院理学研究科博士課程単位取得。理学博士。1973年兵庫県立衛生研究所研究員、2004年退職。福島原発被曝労働者の調査に参加、ヒバク反対キャンペーン会員

村田三郎[ムラタサブロウ]
1947年高知県生まれ。大阪大学医学部卒業。内科医。1978年から阪南中央病院に勤務、同病院副院長(現)。水俣病、原爆被爆者、原発被曝労働者等の健康診断・治療にかかわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りら

2
被爆労働の過酷さ、残酷さがインタビュー形式やデータを用いて詳細にかかれている。また、被爆労働者への国内外の取り組みの比較、未来への提言も示され、考えさせられた。被爆労働の上に私たちの生活が成り立っていたことを改めて知り、いたたまれない気持ちになった。知らなかったではすまされない問題。原発についての知識を持つことから始めて、将来のことを考えていきたい。2013/03/29

竹薮みさえ

0
被曝労働について書かれたものとして良書。他の本が主張、主張しないことに偏っているのに対し、これはバランスがいい。2014/06/20

健康平和研究所

0
被曝したくないし、あまり役に立たないかもしれないけど、福島第一原発に俺も行かないと人手が足りないんじゃないか 被曝の労災認定されるのは氷山の一角 被曝するのは下請け労働者 弱い人にしわ寄せが行く 今すぐ核発電をやめないと2013/05/03

滅紫

0
建部暹は私の父です。本が出ました!2013/03/10

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