出版社内容情報
ウィッチャーになったばかりの若きゲラルトは、怪物と戦い、罪なき者を守ろうとするが……。人気ゲーム原作シリーズの起源を描く
【目次】
内容説明
リヴィアのゲラルトが白狼やブラビケンの殺し屋と呼ばれる前のこと。ウィッチャーとして初めて旅に出た、理想に燃える若きゲラルトは、弱き者を救おうとして窮地に陥り、老ウィッチャーのプレストン・ホルトに助けられる。そして、ウィッチャーが怪物だと恐れられ、嫌われる世界で生き抜くすべをホルトに教わっていく。だがホルトの暗い秘密がゲラルトに苛酷な選択を迫ることに…。ウィッチャーのゲラルト、最初の物語。
著者等紹介
サプコフスキ,アンドレイ[サプコフスキ,アンドレイ] [Sapkowski,Andrzej]
1948年ポーランドのウッチ生まれ。1986年に短篇「ウィッチャー」でデビュー。ポーランドの国民的作家で、シリーズ長篇第1作『ウィッチャー1 エルフの血脈』は2009年に創設されたデイヴィッド・ゲメル・レジェンド賞の第1回受賞作となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
イツキ
5
ケィア・モルヘンから旅立ったばかりでまだ18歳のゲラルトの最初の冒険が描かれます。まだ世間知らずで好奇心が強いゲラルトは危うさもありながら初々しくとても新鮮でした。少しでも運が悪ければ死んでいてもおかしくない状況や血みどろの復讐劇にも巻き込まれ容赦がない展開も多いですが正義感から助けた人々への行いが巡り巡ってゲラルトを助けることもありその辺りのバランスが絶妙でした。2025/10/25
シンジ
2
若きゲラルトがケィヤ・モルヘンから初めて出て旅に出る姿を描く。旅で出会った老ウィッチャーのプレストン・ホルトに見込まれ後継者にならないかといわれる。ホルトのことはヴェセミルからも聞いたことがなかったが、しばらく旅を共にすることに。旅から旅へ、領主の家族の呪いを解いたり、ストリガの呪いを解くのを失敗し女を死なせたり、ロミオとジュリエットのようなお話もあり、ロードムービーの趣。だがその行き着く先は陰謀。原作やゲームでもたびたび語られてきたケィヤ・モルヘン襲撃事件の真相が明らかになっていくのだ。2025/10/24
-
- 和書
- ナースのための心電図




