目次
第1部 言語的マイノリティと貧困(土地と言語を奪われて―先住民族の場合;地域語話者は貧困脱出のために母語を捨てざるを得ないのか―スペイン・ガリシア語の場合;カナダの先住民の教育と貧困;ニュージーランドにおける言語の地位と格差問題)
第2部 西欧語による豊かさの追求(西欧語はアフリカを貧困から救えるのか―国語を持たない国、ガーナの場合;言語の経済性―英語に生き残りを賭けるシンガポール;「両文三語」は香港にとって真の豊かさへの道か;韓国における貧困と英語力の関係―EBSの挑戦)
第3部 移民の言語問題と貧困(「古郷に錦」が貧困に変わった時―在日ブラジル人の場合;米国ラティーノ/ヒスパニックの言語と社会的向上―ニューヨーク市の事例を中心に;欧州で拡大する社会格差―ベルギーの移民と言語;「人間の安全保障」と言語政策)
著者等紹介
松原好次[マツバラコウジ]
電気通信大学大学院情報理工学研究科教授、JACET言語政策研究会代表。東京外国語大学外国語学部ドイツ語学科卒業、横浜国立大学大学院教育学研究科修了、関東学院大学大学院文学研究科修了、博士(文学)。専攻、言語社会学、言語政策
山本忠行[ヤマモトタダユキ]
創価大学通信教育部教授、大学院文学研究科教授。桜美林大学大学院言語教育研究科非常勤講師。創価大学大学院文学研究科博士前期課程修了、国立国語研究所日本語教育長期専門研修修了、在タイ日本大使館広報文化センター付属日本語学校講師(国際交流基金派遣専門家、1981~83)、創価大学別科日本語研修課程講師などを経て現職。この間、ナイロビ大学客員講師(1988~89)、ウィットウォータースラント大学客員研究員(2000)などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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