目次
第1部 美術・歴史を旅する(古代エトルリアの影―タルクィニア;受け継がれる古代の美意識―ローマ ほか)
第2部 食の宝庫を旅する(酢の王様バルサミコ―モデナ;絶品チーズ、パルミジャーノができるまで―パルマ1 ほか)
第3部 とっておきの町を歩く(時の迷路を歩く―ヴェネツィア;歴史が静かに息づく町―ペルージャ ほか)
第4部 北へ南へ、魅力あふれる町をめぐる(美と芸術を育む町へ―北部イタリア;中世の余韻にひたる愉しみ―中部イタリア ほか)
著者等紹介
内田俊秀[ウチダトシヒデ]
京都造形芸術大学芸術学部教授。神奈川県生まれ。明治大学文学部卒業。イタリア国立ローマ中央修復研究所や文化財保存修復研究国際センター(ICCROM)に留学。専門は文化財の保存修復(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Nat
33
図書館本。イタリアは行きたい所が多すぎる!サン・ジミニャーノには一泊した方がいいとか、ローマからトリノへ向かう電車から見える海岸線の景色が素敵なことを知ると、あれもこれもしたいと妄想しちゃう。2022/08/21
kousei
7
イタリアに興味があって一般的なガイドに飽きた人向け。歴史や文化、食に触れているが軽い読み物として楽しめた。2019/04/21
Hiroki Nishizumi
3
ガイドブックではなくイタリア好きが書いた思い入れの強い随筆。なんだこりゃという文も混ざるが、まあ楽しめた。2016/02/02
組織液
2
イタリア好きの友人がいるので、図書館で借りて読んでみました。イタリア人が担当した所、 「これからパルミジャーノについて説明するね!当然パルメザンなんとか(あれ何で出来てるんだろう?)なんて偽物は取り上げないよ」 みたいな感じで書かれてて吹きました。イタリア行ってみたいですねぇパルマの生ハム食べてみたい2019/08/13
micc
2
一般的な旅行ガイドではなく、ひたすらエッセイが並んでいる旅本です。美術・芸術系のお話は執筆陣の専門柄、古典に偏ってるので、ルネサンス以降が好きな私にはぴんときませんでしたが、食べ物のお話はどれもほんと垂涎の的でございました。イタリア行きたい…!2012/09/06