目次
第1部 越境する民衆宗教(「宝山奇香」考―中国的メシアニズムとベトナム南部民衆宗教世界;二〇世紀、先天道の広東・香港からベトナムへの伝播と変容 ほか)
第2部 東アジアの民衆宗教と近代―近代中国の場合(道徳的価値を維持するための神の暴力―湖南省における関帝廟の事例(一八五一~一八五二年)
清末民初期の明達慈善会と慈善事業 ほか)
第3部 植民地期社会と民衆宗教―台湾・香港・ベトナムの場合(日本植民地初期、台湾総督府の宗教政策と宗教調査;植民地台湾と斎教 ほか)
付論 民衆宗教研究の新たな視角とその可能性
著者等紹介
武内房司[タケウチフサジ]
学習院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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