内容説明
自閉症のある人にアニマルセラピーはどのような効果をもたらすのか。自閉症のある子どをもつ母でもあり、家庭犬トレーナーでもある著者が、犬、馬、ラマ、イルカなどのセラピーを実践している団体や個人を取材。多数の事例を紹介しつつ、アニマルセラピーの世界に迫る。
目次
第1章 イントロダクション
第2章 介助犬
第3章 AAT(動物介在療法)とAAA(動物介在活動)
第4章 コンパニオンアニマル
第5章 治療的乗馬
第6章 イルカセラピー(イルカ療法)
第7章 おわりに
著者等紹介
パブリデス,メロピー[パブリデス,メロピー][Pavlides,Merope]
ジョン・ホプキンス大学で、自閉症と発達障害の子どもに対する特別支援教育を学び、修士を取得。家庭犬トレーナーの資格をもち、治療的乗馬も教える。現在、主に成人の自閉症を対象に活動を続けている。アメリカ・ヴァージニア州在住
古荘純一[フルショウジュンイチ]
小児科医、児童精神科医、医学博士、青山学院大学教育人間科学部教授。1984年昭和大学医学部卒業、1988年昭和大学大学院医学研究科博士課程修了。昭和大学医学部小児科学教室講師、青山学院大学文学部教育学科教授を経て2009年より現職
横山章光[ヨコヤマアキミツ]
帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科准教授。精神科医(精神保健指定医、精神科専門医)。産業医科大卒。共済立川病院、神奈川県大和市立病院、防衛医科大学校を経て2002年から現職。動物やロボットを医療に取り入れる研究・活動を行っている。前ヒトと動物の関係学会事務局長
赤井利奈[アカイリナ]
1996年米国ハーバード大学心理学部卒業。1997年昭和大学医学部小児科学教室小児心理士。2002年沖縄県健康科学財団、イルカ介在療法に従事。2011年医学博士学位取得。現在昭和大学医学部第二生理学教室研究生
石坂奈々[イシザカナナ]
帝京科学大学大学院理工学研究科博士課程前期修了、修士(アニマルサイエンス)。2009年より九州保健福祉大学非常勤講師。現在、横浜市の重度身体障害者生活支援施設(通所事業)にて勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAORU SUZUKI
ヒツノ