目次
第1部 女性表現者たち―承認と排除、馴化と逸脱(消される女性作曲家たち―音楽文献・業界に見るジェンダー偏向;女性はどこにいるのか;美術史をほどく―マリー・ヴァシリエフとモダニズムの時代 ほか)
第2部 表象と身体(不浄観から読み解く「掃墨物語絵巻」―中世絵巻が見せるフェミニン・エンディング;聖母マリアの身体と共同体;「土蜘蛛草紙」に描かれた女性の身体―図像と解釈言説の再生産をめぐって ほか)
第3部 社会装置とジェンダー(日本の近代演劇と女優のジェンダー;シュテファン・ヘアハイム演出「蝶々夫人」におけるミュージアムの意味;美術教育をめぐるジェンダー・システム ほか)
著者等紹介
池田忍[イケダシノブ]
千葉大学文学部教授。日本美術史、ジェンダー表象論
小林緑[コバヤシミドリ]
国立音楽大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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