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日本・ドイツ・イタリア超少子高齢社会からの脱却―家族・社会・文化とジェンダー政策

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  • サイズ A5判/ページ数 252p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784750330433
  • NDC分類 367.21
  • Cコード C0036

目次

少子高齢社会への日独伊の対応に関する比較研究の意義と展望
第1部 日本・ドイツ・イタリアにおける少子高齢社会の現状とジェンダー
第2部 ジェンダーと地域文化
第3部 ジェンダーと社会
第4部 日本・ドイツ・イタリアにおける教育・労働・福祉
日独伊/比較ジェンダー研究の意義と展望

著者等紹介

冨士谷あつ子[フジタニアツコ]
1932年、京都市生まれ。京都大学農学部卒、農学博士(京都大学)。評論家、京都生涯教育研究所長。日本ジェンダー学会名誉会長。日本ペンクラブ会員。日本文芸家協会会員。1960年代から女子学生問題への取り組みをはじめとして女性の地位向上・生涯学習支援・国際文化交流などの活動にかかわるかたわら、執筆活動を続ける。1975年、第24回読売教育賞(成人教育部門)受賞。武庫川女子大学教授、福井県立大学教授を経て現職

伊藤公雄[イトウキミオ]
1951年埼玉県生まれ。現在、京都大学大学院文学研究科・文学部教授。京都大学大学院文学研究科修士課程修了。イタリア政府給費留学生としてミラノ大学政治学部留学後、京都大学文学部助手、神戸市外国語大学外国語学部助教授、大阪大学人間科学部助教授、教授などを経て、2005年より現職。日本ジェンダー学会会長(2007年~)、関西社会学会会長(2007年~)、内閣府男女共同参画会議専門調査会委員(2001年~)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マカロニ マカロン

4
個人の感想です:B。日独伊の三か国の少子高齢化への対応ぶりを比較検討した本。この中で興味深かったのは日本とイタリアの共通点が多いこと。ジェンダーの観点からみると、日本では1884年に岸田俊子が「同胞姉妹に告ぐ」で因習的な男尊女卑を改め、男女平等を実現するよう訴えているが、当時の文部大臣は日本の婦女子は将来結婚して妻になり母になるのだから、良妻賢母が大多数の仕事だからそれに適した教育を行うと訓示している。また、朝日・読売の大新聞も「女がもつとも安全でもつとも自然に選択しうる職業は結婚業である」と書いている。2018/04/10

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