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内容説明
医療の場にいる者は、障害をもつ子どもの様子をかなり知っているつもりでも、毎日接して苦労している家族ほどには細かい様子や微妙なむずかしさを知らない。そこに家族がサポートブックを作る意味がある。また、人への関わり、言葉、行動、感覚、認知の全般にわたって、反応や行動の様子を具体的に記し、その支援法についても具体的に書かれたサポートブックは、専門家が作る学校向け文書よりもわかりやすく、説得力がある。第3章では7名の子どもの家族が作ったサポートブックをサンプルとして示した。これから作りたいと思っている家族に参考にしていただくのが目的である。
目次
第1章 サポートブックはなぜ必要か―子どもの現実・学校の現実(子どもの現実―子どもは一人ひとり違う;学校の現実;書いておきたい基本項目 ほか)
第2章 サポートブックの作り方(ひな形付き)(サポートブックとは(目的)
サポートブックのメリット
就学(就園)で使用する際のメリット ほか)
第3章 事例集(しょうたくん・幼稚園年長・自閉症;ゆいかちゃん・幼稚園年長・アスペルガー症候群;いっぺいくん・小1情緒学級・自閉症 ほか)
著者等紹介
服部陵子[ハットリリョウコ]
熊本大学医学部卒業。精神科医。はっとり心療クリニック院長。日本児童青年精神医学会認定医。日本精神神経学会専門医。現在、幼児期から成人期の発達障害診療および精神科診療に従事
宮崎清美[ミヤザキキヨミ]
熊本大学大学院教育学研究科修士課程修了。言語聴覚士。久留米市幼児教育研究所ことばの教室およびはっとり心療クリニックで自閉症や言語発達障害の子どもの言語指導に従事。サポートブックを通した支援も手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。