目次
第1章 アボリジニの大地(アボリジニのオーストラリア;オーストラリアは燃えていた ほか)
第2章 ヨーロッパ人がやってきた(「幻の大陸」に姿を見せたヨーロッパ人;イギリス人を魅了したオーストラリア ほか)
第3章 オーストラリアの国づくり(オーストラリア誕生;国づくりのキーワードは「人種」 ほか)
第4章 多文化主義とアボリジニをめぐる問題(文化をめぐる問題;土地権をめぐる問題 ほか)
著者等紹介
青山晴美[アオヤマハルミ]
米国オレゴン州立大学言語学部卒業。南オーストラリア州立大学院アボリジニ学部修士課程修了。現在、愛知学泉短期大学准教授、中京大学国際英語学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アボリジニにとって、岩や木や草花に宿るスピリッツは存在する。なぜならそれは、証明されるべきものではなく感じるものだから。この考え方が好きだ。 世界史にはいつも白がちらつく。「白人 」にするために子供を攫って施設送りにするなんてその白人至上主義が怖い。2017/04/19
yukorin
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アボリジナルについての歴史、思想が大変よくまとめられており、訳書ではないこともあって理解しやすかった。 イギリス人入植者によるアボリジナル差別の歴史は本当に凄まじかった(虐殺、児童誘拐などなど)...。アボリジナル文化について、アボリジナル研究者と非アボリジナル研究者間の見解の違いが詳しく書かれていて良かった。 二分法を主軸とする西洋文化と、包括的に世界を認識していく先住民族文化が相互に補完し合うことにもまだまだ課題が色々ありそうですが、アボリジナルについての今後の動向が気になります。2025/07/07
Richard
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アメリカによるネイティブアメリカンの虐殺、黒人奴隷政策、スペインによるインディオの虐殺等と並び、白人の悪行の一つ。2022/12/23
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