内容説明
「生きづらさ」は資本主義のせいか!?勝ち組・負け組なんて誰が決めた!?時間を売り、楽しみを買う―そんな資本の論理に支配された日常からの自由を、それらへの対抗を。水平でゆるやかなネットワーク、自律した生を築くことが、これからの闘い方だ。
目次
1章 反資本主義者たち(資本主義とは何か;抑圧的な社会 ほか)
2章 抵抗から反資本主義へ(かんたんな歴史の復習;ヒューマニズム「革命」 ほか)
3章 伝統的左翼と新しい反資本主義の10の違い(権力をとる?;アウトノミア(自律空間) ほか)
4章 新しい反資本主義の運動、ネットワーク、活動(先頭に立ったのは先住民―サパティスタ;暮らしを守ろうとする農民たち―土地なき農民運動とビア・カンペシーナ ほか)
5章 「綱領」なし、でも知恵を出しあって(グローバルなネットワークをとびかう提案;部分的な変革のための提案:所得のグローバルな再分配 ほか)
著者等紹介
アダモフスキ,エセキエル[アダモフスキ,エセキエル][Adamovsky,Ezequiel]
1971年、ブエノスアイレス生まれ。反資本主義の活動家・作家。アルゼンチンや諸外国の日刊紙や雑誌に記事やエッセイを執筆。政治、アカデミズムの分野のさまざまなワークショップや集会に講師として参加している。1998年ブエノスアイレス大学卒業(歴史学修士)、2004年ロンドン大学で博士号を取得
伊香祝子[イカシュクコ]
1969年生まれ。慶應義塾大学等非常勤講師(スペイン語)。東京外国語大学大学院修士課程修了。専攻はラテンアメリカ民衆文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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