まんが 反資本主義入門―グローバル化と新自由主義への対抗運動のススメ

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  • サイズ A5判/ページ数 189p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784750326719
  • NDC分類 332.06
  • Cコード C0036

内容説明

「生きづらさ」は資本主義のせいか!?勝ち組・負け組なんて誰が決めた!?時間を売り、楽しみを買う―そんな資本の論理に支配された日常からの自由を、それらへの対抗を。水平でゆるやかなネットワーク、自律した生を築くことが、これからの闘い方だ。

目次

1章 反資本主義者たち(資本主義とは何か;抑圧的な社会 ほか)
2章 抵抗から反資本主義へ(かんたんな歴史の復習;ヒューマニズム「革命」 ほか)
3章 伝統的左翼と新しい反資本主義の10の違い(権力をとる?;アウトノミア(自律空間) ほか)
4章 新しい反資本主義の運動、ネットワーク、活動(先頭に立ったのは先住民―サパティスタ;暮らしを守ろうとする農民たち―土地なき農民運動とビア・カンペシーナ ほか)
5章 「綱領」なし、でも知恵を出しあって(グローバルなネットワークをとびかう提案;部分的な変革のための提案:所得のグローバルな再分配 ほか)

著者等紹介

アダモフスキ,エセキエル[アダモフスキ,エセキエル][Adamovsky,Ezequiel]
1971年、ブエノスアイレス生まれ。反資本主義の活動家・作家。アルゼンチンや諸外国の日刊紙や雑誌に記事やエッセイを執筆。政治、アカデミズムの分野のさまざまなワークショップや集会に講師として参加している。1998年ブエノスアイレス大学卒業(歴史学修士)、2004年ロンドン大学で博士号を取得

伊香祝子[イカシュクコ]
1969年生まれ。慶應義塾大学等非常勤講師(スペイン語)。東京外国語大学大学院修士課程修了。専攻はラテンアメリカ民衆文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にしの

6
反資本主義のムーブメントは世界の至る所にある。それら運動は表だけを見ると街頭で騒いでいるけったいなものに見えるが、左翼運動の潮流と反省があってのことだ。本著の最初で述べられる多くの人は資本主義がもたらす害を知っている緩やかな反資本主義にも関わらず、オールド左翼が指導と綱領に縛られて失敗した流れは優れている。しかし、本著の述べる新しい運動も今や20年近く前。明らかに失敗していたり、瓦解した運動もあり、批判と反省の段階にあると思う。新しい運動のパートは響かなかった。2024/03/17

秋浜立

1
新新左翼?可能性を感じる2009/01/12

ふみー

0
流動体について2017/03/03

くっく

0
まんがが沢山挿入されているが、決して分かりやすい本ではない。反資本主義の新しい在り方を模索しているが、心動かされるほどの内容ではなかった。ただ前半の社会主義・共産主義の紹介は、立場を変えればこういう見方もありうると妙に納得出来た。2012/02/13

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