内容説明
地形は、固体地球の表面形状であり、一般に長いタイムスケールで生成し変化している。主要エネルギーは太陽放射、地熱、重力であり、これらが原動力となり固体地球表層部が運動し変形することにより、あるいは固体地球をおおう大気、水、氷などの流動体が地表物質を移動させることにより、様々な地形が生成され変化を受ける。これは地形作用力と地表構成物質との相互作用による物理的・力学的なプロセスであり、自然の諸原理・諸法則によって説明される。本書は、様々な作用による地球をコンピュータ内で数値的につくりだすことにより、使用した基礎式の適用性を検証し、地形の物理的プロセスを明らかにしようとした。
目次
1 地形の解析・処理
2 流水作用による地形
3 波の作用による地形
4 風の作用による地形
5 氷河作用による地形
6 重力の直接作用による地形
7 地殻変動による地形
8 火山噴火による地形
著者等紹介
水谷武司[ミズタニタケシ]
京都大学経済学部卒業、東京都立大学理学部卒業。科学技術庁国立防災科学技術センター災害研究室長、千葉大学理学部教授などを経て、現在、独立行政法人防災科学技術研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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