フィンランドの子育てと保育―安心・平等・社会の育み

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  • サイズ A5判/ページ数 204p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784750325880
  • NDC分類 369.42
  • Cコード C0037

内容説明

日本の保育者が五感で学んだ、ゆっくり待って見守る保育、フィンランド保育体験研修レポート。

目次

1 親子を安心で包む出産・子育て―この国でわが子を育てて(妊娠・出産・赤ちゃんとの生活;親と子のニーズに応える保育園;遊びの活動センター;就学前教育エシコウル;図書館;義務教育のはじまり;学びの道 OPINPOLKUを歩み始めたわが子たち)
2 五感で学ぶフィンランドの保育―保育体験研修レポート(フィンランド大使館インタビュー;聴くこと・受けとめること;トゥオミクヤ保育園;カレバンハルユ保育園;イソ・ヘイッキラ保育園;ムオティラ保育園)
3 保育の環境に学ぶ―フィンランドの保育園との交流を重ねて(保育者の落ち着き・子どもたちの静けさ;保育室に見られる生活デザイン;フィンランドの保育を支える保育者;安心と平等を土壌とする保育)
4 子育て支援と家庭の変容―子どもの視点からの福祉社会の模索(フィンランドの子育て支援・幼児教育システム;子育て支援の多元化;北欧型福祉国家の子育て支援;子育て支援メニューとパートナー関係;フィンランドの母性論争;変わる家族と子ども;子どもの権利を中心とした社会の見直し)

著者等紹介

藤井ニエメラみどり[フジイニエメラミドリ]
1976年生まれ。教育学修士。フィンランドのタンペレ市に家族で住む。2002年千葉大学大学院教育学研究科修士課程修了。大学院では、「フィンランドで在外育児を営む日本人女性が直面する問題」について、フィールドワークを中心とした研究にとりくむ。現在、タンペレ市母語教育教員(日本語担当)、ヘルシンキ日本語補習校講師、教育視察コーディネート・ガイド業など

高橋睦子[タカハシムツコ]
吉備国際大学大学院社会福祉学研究科教授(福祉政策論)。在フィンランド日本国大使館勤務、タンペレ大学大学院(博士号取得)、島根県立大学教授などを経て現職。フィンランド人の夫、2人の子どもとともに日本とフィンランドのあいだを行き来している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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たく○

2
フィンランドで子育てをした2人の名前(藤井ニエメラみどり氏・高橋睦子氏)が著者としてあるが、実際は、フィンランドの保育体験研修に参加した方のレポートの割合もかなり多い。現場レベルでのレポートもあっていいが、同じような内容が見受けられたので、もう少し絞っていただけるとありがたかった。 高橋睦子氏のパートでは、子育て支援政策の変遷やその背景が言及されていて、フィンランドの子育て支援についての理解が深められた。2017/03/07

yukitalia

0
図書館本。 会報掲載文多数。 日本の保育者さんの フィンランド体験実習。 国が違うといろいろ違うな。2015/03/27

さちこ

0
フィンランドの保育ってすごく静かなんだなぁ。実際にその保育を見たような気になりました。「育児パック」という出産してすぐに必要になるグッズがそろっているパックが無料でもらえるのってすごい!日本でもやってほしいくらい!2010/03/18

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