目次
一九四五年
「もはや悪しき本を書かない者は、悪しき世界を周囲につくる」―ハムステッドの導師1
光り輝く姿と憎しみの偶像―ハムステッドの導師2
「わたしは多くの小説のなかで同時に生きる」―ハムステッドの導師3
『群集と権力』
「わたしは壊れ、燃え尽き、ひとにぎりの灰に」―ヴェーザとの最後の日々。喪の作業
「自分の本のもとでまどろむことに、彼は飽きた」―ついに世間の注目を浴びる(一九六〇年代)
『マラケシュの声』(一九六八年)
ようやく社会に適応―夫にして一家の父(一九七〇年代)
『耳証人』(一九七六年)
チューリヒのノーベル賞受賞者
死の敵対者
最晩年(一九八九‐一九九四年)
著者等紹介
ハヌシェク,スヴェン[ハヌシェク,スヴェン] [Hanuschek,Sven]
1964年生まれ。ミュンヒェン大学で教鞭をとるかたわら、エリアス・カネッティ、ウーヴェ・ヨーンゾン、ハイナール・キップハルトなど主として20世紀のドイツ語圏作家を対象に著書、論文を多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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