ハンドブック 現代アフリカ

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  • サイズ B6判/ページ数 373p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750316543
  • NDC分類 302.4
  • Cコード C0036

出版社内容情報

現代アフリカ全体を取り上げた総論・入門書。特に社会、文化、政治に重きを置くことにより、アフリカをより身近なものに、また、現実にかかえている民族問題などにも眼を向けてもらうための啓蒙書として最適。関連する文献のミニ解説付き。

まえがき

総 論 アフリカ現代史の歩み/岡倉登志
 アフリカを知るための出発点――文献案内
 1 現代アフリカ政治経済略史
 2 アフリカの多様性
 3 世界の中のアフリカ

第1部 アフリカの社会と文化

第1章 アフリカ文化のダイナミズム/砂野幸稔
 1 文化を語ることについて
 2 文化生成の歴史的ダイナミズム
 3 言挙げされる文化――文化的アイデンティティの主張としての文化
 4 消費される文化、生きられる文化――アフリカの都市文化
 5 結びにかえて
第2章 アフリカの農村生活―変わりゆく姿/赤阪賢
 1 はじめに
 2 隔絶山村をとりまく状況
 3 サバンナ丘陵の農村
 4 変化の外部要因
第3章 アフリカの女性の社会的地位と役割―南アフリカの事例から/楠瀬佳子
 1 はじめに
 2 アフリカの女性
 3 南アフリカの女性の闘い
 4 女性の現状
 5 真実和解委員会――人権侵害の実態
 6 ズベイダ・ジェファーの証言から
 7 おわりに――女性学の現状から
第4章 アフリカの宗教/嶋田義仁
 1 土着宗教と外来宗教
 2 アフリカアフリカの政治経済

第1章 内戦・民族紛争の実態と問題点―「アフリカの角」と「大湖地方」の事例/岡倉登志
 1 「アフリカの角」における民族紛争
 2 「大湖」地方における内戦・民族紛争
 コラム4 エチオピアの近・現代にみる光と影/古川哲史
第2章 「アフリカ社会主義」とその挫折/岡倉登志
 1 「アフリカ社会主義」とは何か
 2 “ウジャマー社会主義”――タンザニアの事例
 3 “科学的社会主義”は科学的社会主義だったのか――コンゴとエチオピアの事例
第3章 アフリカの民主化/岡倉登志
 1 民主化の背景
 2 民主化の現段階
第4章 日本のアフリカ外交とNGO/森川純
 1 はじめに
 2 日本外交とアフリカ
 3 アフリカ外交における財界とNGOの地位と役割
 4 日本のアフリカ外交とNGOが果たすべき役割
 5 アフリカに関わる日本のNGO
第5章 冷戦期の国際政治とアフリカ―非同盟運動を軸に/高林敏之
 1 「非同盟」とは何か
 2 非同盟運動の生成
 3 非同盟運動の性格を決定づけたアフリカ
 4 非同盟の論理的破綻――アフリカの事例から
 5 

目次

総論 アフリカ現代史の歩み
第1部 アフリカの社会と文化(アフリカ文化のダイナミズム;アフリカの農村生活―変わりゆく姿;アフリカの女性の社会的地位と役割―南アフリカの事例から;アフリカの宗教;アフリカの言語―その生態と機能;アフリカ文学―黒人作家を中心として;アフリカの都市―成立過程と実態)
第2部 アフリカの政治経済(内戦・民族紛争の実態と問題点―「アフリカの角」と「大湖地方」の事例;「アフリカ社会主義」とその挫折;アフリカの民主化;日本のアフリカ外交とNGO;冷戦期の国際政治とアフリカ―非同盟運動を軸に)

著者等紹介

岡倉登志[オカクラタカシ]
1945年生まれ。明治大学文学部修士課程を経て同大学院政治学研究科博士課程単位取得(1974年)。1988年4月より大東文化大学文学部教授。1974年より5回、西アフリカ、東アフリカを調査・研究旅行
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のんき

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アフリカのことを少し詳しく知りたい一般人向けの入門書。といっても概説的なものではなく、社会、文化、政治経済に関する論考が中心となっている。そして各論考に関係する文献ガイドや総論においても各種の著作物の紹介があるなど、ブックガイド的な性格も併せ持つ。ド素人の私には文献ガイドがとてもありがたい。2010/06/10

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