出版社内容情報
2022年9月、日本における障害者権利条約の実施状況について日本政府へ勧告(総括所見)が出された。その審査過程と総括所見を分析・評価し、日本の課題やあるべき姿を具体的に提起。第1部で権利条約の全体像と審査の仕組みを、第2部で各テーマを論じる。
内容説明
障害者権利条約の策定・実施・審査に携わってきた研究者と弁護士が、総括所見に沿って日本の国内法の課題を明らかにし、今後のあるべき姿を詳細に論じる。
目次
第1部 総論(障害者権利条約の初回審査と日本;人権モデルと社会モデル―日本の条約義務履行への視座;国内実施と国内政策)
第2部 各論(日本における障害差別禁止を担う法制度の現状と課題;障害女性の権利保障をめぐる評価と課題;アクセシビリティ(物理面)
情報アクセシビリティ
生命に対する権利
法的能力
身体の自由・不可侵性
自立生活と地域インクルージョン
教育
労働と雇用)
著者等紹介
長瀬修[ナガセオサム]
立命館大学生存学研究所上席研究員
川島聡[カワシマサトシ]
放送大学教授
石川准[イシカワジュン]
静岡県立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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