出版社内容情報
差別語・差別表現をテーマとして、辞書に見る性差別意識、メディアと禁句集、同和問題と差別語、差別語・差別表現のいいかえなどの視点から、日常使っていることばを例にあげ読み手の人権に対する気づきをうながしている。
はじめに―差別語・差別表現―
1 子どもはことばをどう学ぶのか?
―差別語・差別表現は偏見のシンボリックな発現形態である―
差別語習得のプロセス
「そんなことするから、○○は、ブラクされるんや」
差別語・差別表現の情感に反応する
2 辞書に見る女性への偏見・蔑視
辞書に見る女性への偏見・蔑視
3 差別語・差別表現に関する問題指摘とマスメディアの対応
マスメディアと禁句集の発行
マスメディアの社会的役割と責任
コラム1 禁句やいいかえに対する批判
4 同和問題と差別語・差別表現について
コラム2 背後の思想を問え
5 『破戒』とその改訂をめぐって
6 差別語・差別表現を告発する真意は?
おわりに―ことばは生きている!―
参考資料
目次
はじめに 差別語・差別表現
1 子どもはことばをどう学ぶのか?―差別語・差別表現は偏見のシンボリックな発現形態である
2 辞書に見る女性への偏見・蔑視
3 差別語・差別表現に関する問題指摘とマスメディアの対応
4 同和問題と差別語・差別表現について
5 『破戒』とその改訂をめぐって
6 差別語・差別表現を告発する真意は?
おわりに ことばは生きている!
著者等紹介
中川喜代子[ナカガワキヨコ]
1932年大阪市生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科博士課程(社会学専攻)修了。社会学者。奈良教育大学名誉教授。大阪市社会教育委員。大阪市人権施策推進審議会委員、奈良県人権施策推進審議会委員。大阪府・熊本県などの同和対策協議会委員。(財)人権教育啓発推進センター企画委員等
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