子ども・権利・これから

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750314693
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C0037

出版社内容情報

保育所・幼稚園の一元化,子どもの接し方に悩む若い親の増加,進まない子どもの権利条約の具現化など,多くの問題に直面する〈子どもの人権〉。人権オンブズパーソンの経験などを踏まえ,今後の課題と取り組みの方向性を提示する。

第1章 子どもの人権とは
第2章 権利と思想:コルチャックの人権思想に学ぶ
第3章 家族:新たな親子関係の創造に向けて
第4章 子育ち:子ども自主の保育・教育への一歩
第5章 地域:子どもとおとなのかかわりの場として
第6章 学校:「子どもの権利」論自体をどう組み替えるか?
第7章 環境:うわすべりの政策の下で
第8章 福祉:子どもの人権を保障する子ども家庭福祉の創造
第9章 権利擁護:子どもとおとなの共生をもとめて

内容説明

本書は、子どもの権利とは何なのかという考察の上に立って、子どもの権利を実現していくということはそれぞれの現場でどのようなことを意味しているのか、またこれから何が必要なのか、を著者たちなりの一定の整理と問題提起を行ったものである。

目次

第1章 子どもの人権とは
第2章 権利と思想―コルチャックの人権思想に学ぶ
第3章 家族―新たな親子関係の創造に向けて
第4章 子育ち―子ども自主の保育・教育への一歩
第5章 地域―子どもとおとなのかかわりの場として
第6章 学校―「子どもの権利」論自体をどう組み替えるか?
第7章 環境―うわすべりの政策の下で
第8章 福祉―子どもの人権を保障する子ども家庭福祉の創造
第9章 権利擁護―子どもとおとなの共生をもとめて

著者等紹介

堀正嗣[ホリマサツグ]
1957年生まれ、熊本学園大学社会福祉学部助教授、子ども情報研究センター副所長

桜井智恵子[サクライチエコ]
1958年生まれ、頌栄短期大学助教授、子ども情報研究センター研究員

黒川衣代[クロカワキヌヨ]
1956年生まれ、秋田大学教育文化学部助教授、子ども情報研究センター研究員

井上寿美[イノウエヒサミ]
1958年生まれ、関西大学非常勤講師、子ども情報研究センター研究員

尾崎公子[オザキキミコ]
1963年生まれ、堺女子短期大学専任講師、子ども情報研究センター研究員

住友剛[スミトモツヨシ]
1969年生まれ。京都精華大学アドミッション・オフィス講師、子ども情報研究センター研究員

真野京子[マノキョウコ]
1954年生まれ。種智院大学非常勤講師、子ども情報研究センター研究員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

katoyann

13
2001年刊。子どもの権利条約の基本理念の概説から当時の子どもの権利に関する個別論点までをも含めた、子どもの権利論に関する入門書である。子どもの権利条約の基本理念は、子どもを保護の客体から権利の主体とする子ども観の転換にあるが、思想の源流を辿っていくと、個人の主体性のみならず、共生の原理への志向性が見られるという。個別論点としては、地域の自然環境を壊して、子どもの遊ぶスペースを減らして行った結果が学校外の習い事を増やし、子どもにとって競争的な生活環境を作った、という分析が面白かった。2024/11/03

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