目次
第1部 長崎の食材とフレンチ(パトリック・テリアン氏との出会い―フランス料理の一流シェフが長崎で食材発見;国際感覚は家族から―フランス人妻と娘から異文化を吸収;イメックス・ジャーナル発行―二十五年間で110号発行した手作り情報誌;美食の世界の巨人たち―ジャック・ボリー、井上旭、勝又登のカリスマ性)
第2部 フレンチ黎明期のシェフたち(シェ・イノ 井上旭・2代目古賀純二;ラ・ロシェル 坂井宏行;オーベルジュ・オー・ミラドー 勝又登;ボルドー 大溝隆夫・隆智;ラ・ブランシュ 田代和久 ほか)
著者等紹介
ケン・ジェームス・ワタナベ[ケンジェームスワタナベ]
1948年長崎市生まれ。高校卒業後、アメリカ占領下の沖縄にわたり、ロックバンドを組み、外人バーで演奏活動。1971年沖縄返還1年前に長崎に戻り、船装品関係の会社員となる。1977年フランス人オディール・モレと結婚。フランス人料理人パトリック・テリアン氏との出会い。その助言で魚の食材の供給を始める。1981年イメックス商会設立。水産食品加工を開始。全国のフランス&イタリア料理の有名店、ホテルなどと取引。食文化雑誌「イメックス・ジャーナル」を発行し、2006年まで25年間で110号を発行。2010年10月イメックスを引退(同社は現在でも東京・長崎で営業存続)。2011年11月長崎市出島で「ビストロ・ギャルソン・ケン」を開店。店は高い評価をえたが、2016年、交通事故により一時休店。2017年6年6カ月で同店を売却。現在にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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