出版社内容情報
学校で国際化のための教育として取り上げられている,国際理解教育の理念と実践,海外子女教育と帰国子女教育の新しい動向と今後の教育のありかた,外国籍のこどもの異文化適応と教育の問題に焦点をあてる。
第一章 ポストナショナリズム時代の「国際理解教育」
―新しい国際理解教育の方向性―
第二章 国際理解教育と総合的な学習
―国際理解教育の実践の視点―
第三章 新しい海外子女教育の動向
―ロス・アンジェルスにおける新しい「日本人」の子どもの出現―
第四章 異文化との共生をめざした帰国子女教育
第五章 外国人の子どもの異文化適応と学校における多文化共生の取り組み
第六章 外国人の子ともの学習保障とカリキュラム開発
第七章 学校における母語教育
―学校・行政・ボランティアの多元的なネットワークの構築をめざして―
内容説明
本書は著者の想いをもとに、学校で国際化のための教育として実践されている国際理解教育、海外・帰国子女教育、そして外国人児童生徒教育を取り上げ、それらをどのように再構成していくかについて現段階での考えをまとめたものである。
目次
第1章 ポストナショナリズム時代の「国際理解教育」―新しい国際理解教育の方向性
第2章 国際理解教育と総合的な学習―国際理解教育の実践の視点
第3章 新しい海外子女教育の動向―ロス・アンジェルスにおける新しい「日本人」の子どもの出現
第4章 異文化との共生をめざした帰国子女教育
第5章 外国人の子どもの異文化適応と学校における多文化共生の取り組み
第6章 外国人の子どもの学習保障とカリキュラム開発
第7章 学校における母語教育―学校・行政・ボランティアの多元的なネットワークの構築をめざして
著者等紹介
佐藤郡衛[サトウグンエイ]
1952年生まれ。東京大学大学院博士課程修了。東京学芸大学海外子女教育センター・教授。教育学博士。主要著書に『国際化と教育』(放送大学教育振興会、1999年)。『国際理解教育の授業づくり』(共編、教育出版、1998年)。『海外・帰国子女教育の再構築』(玉川大学出版部、1997年)。『世界と対話する子どもたち』(監修、創友社、1996年)。『外国人児童・生徒教育への取り組み』(共編、教育出版、1995年)。『転換期にたつ帰国子女教育』(編、多賀出版、1995年)、他
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