出版社内容情報
雇用者の暴力と搾取を見過ごしてきた福祉の現場,自己を守るための供述をしきれない被疑者を犯人と決めつけてしまう警察
はじめに―知的障害者の人権状況
1 水戸アカス事件
2 白河育成園事件
3 愛成学園事件
4 国分寺事件
5 静岡・金谷町事件
6 知的障害者の人権擁護に向けて
一 甲山事件から学ぶこと
二 記憶を歴史に
三 知的障害者「人権センター」の構想
内容説明
本書は著者の、知的障害者に対する虐待と差別の事件と弁護の経験を通して、知的障害者に対する人権を考えるものである。
目次
1 水戸アカス事件
2 白河育成園事件
3 愛成学園事件
4 国分寺事件―知的障害者と刑事裁判
5 静岡・金谷町事件―捜査・被疑者段階での弁護と支援を考える
6 知的障害者の人権擁護に向けて―人権センターは可能か