出版社内容情報
犯罪史上に遺る「完全犯罪対科学捜査・100の闘い」をまとめた本書は，推理小説の名アンソロジーを読むようで，どこから読みはじめても面白い。枕頭に置けば，刺激的な100の夜が過ごせるだろう。（有栖川有栖氏推薦！）
１ 弾道学
２ 死因
３ 書類鑑定
４ DNAタイピング
５ 爆発物と火事
６ 指紋
７ 法人類学
８ 法歯学
９ 犯罪心理分析
１０ 死体の個人識別
１１ 血清学
１２ 死亡時刻
１３ 毒物学
１４ 痕跡証拠
１５ 声紋
付録
内容説明
本書は、現代の犯罪捜査における科学の役割を確立するのに重要な役割を果たした百件の犯罪を世界中から集め、事件の簡潔で正確な要約を通して科学捜査の進歩の跡をたどろうとするものである。情報が豊富で読んで面白く、普通の読者にも真面目な研究者にも役に立つ事件を選ぶようにした。
目次
弾道学
死因
書類鑑定
ＤＮＡタイピング
爆発物と火事
指紋
法人類学
法歯学
犯罪心理分析
死体の個人識別
血清学
死亡時刻
毒物学
痕跡証拠
声紋
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
橘
1
「完全犯罪を成就するほとんど確実な殺人計画は、数ドルを惜しんだために失敗した（本文より引用）」人生、そんなものですよね。そして、真相究明への努力にも脱帽！2014/05/06
ハチワレノヤマ
1
科学と犯罪の歴史。指紋や筆跡、DNAが初めて証拠として使われた事件。遺体無き殺人事件で犯人を追い詰める証拠。ミステリー小説さながら。 すべての事件が2〜3ページにまとめられていて、わかりやすく簡潔に書かれているので飽きません。読んでよかった。 ちなみに帯は有栖川有栖さんが書いていらっしゃいます。2012/08/08
鈴と空
0
2006年以前
