出版社内容情報
少年法運用の実際,厳罰を主張する見直し論の経過と問題点,自立支援施設の活動内容など9つの課題別に少年法をめぐる問題の所在を整理する。子どもたちを取り巻く環境を知り解決の方向を探る必読書。
はしがき[荒木伸怡]
第一章 現代の少年と少年法―オリエンテーションにかえて[荒木伸怡]
第二章 少年法はどのように運用されているか―少年法について1[荒木伸怡]
第三章 社会内処遇と非行少年―少年法について2[後藤弘子]
第四章 付添人から見た少年法―少年審判の現状と少年法改正案に対する疑問[山下幸夫]
第五章 法務教官とは何か―少年矯正の現場から[津富宏]
第六章 「教護院」から「児童自立支援施設」へ―東京都立・萩山実務学校における実践[小田東雄]
第七章 なぜ非行に走るのか―少年非行の心理と動機[寺尾史子]
第八章 こんな「補導委託先」がある―仏教慈徳学園における実践[荒木伸怡]
第九章 すべての生徒に卒業証書を渡したい―高校の「生徒指導」の現場から[梅澤秀監]
内容説明
東京都小平市仲町公民館において、1998年11月12日~翌年1月28日まで、原則として毎週木曜日に行われた夜間講座「現代の少年と少年法」全十回のうち、受講生たちの話し合いと質問にあてた最終回、および、載録できない回を除く八回分の内容に、その後に立教大学で行った勉強会の内容を加えて、編集した本。
目次
第1章 現代の少年と少年法―オリエンテーションにかえて
第2章 少年法はどのように運用されているか―少年法について1
第3章 社会内処遇と非行少年―少年法について2
第4章 付添人から見た少年法―少年審判の現状と少年法改正案に対する疑問
第5章 法務教官とは何か―少年矯正の現場から
第6章 「教護院」から「児童自立支援施設」へ―東京都立・萩山実務学校における実践
第7章 なぜ非行に走るのか―少年非行の心理と動機
第8章 こんな「補導委託先」がある―仏教慈徳学園における実践
第9章 すべての生徒に卒業証書を渡したい―高校の「生徒指導」の現場から
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