出版社内容情報
障害者を取り巻く差別構造の中,隠され続けて来た“性”の問題。今までにない多面的な角度から障害をもつ人の“性”を取り上げ,あたり前の事としての“性の権利”を確立するための恰好のテキストブック。
第1部 障害をもつ人たちの「性」を理解する
1章 「性」に関する基本的理解―ジェンダーについて[左古かず子]/2章 障害をもつ人たちの「性」の理解―医者の立場から[山本雅司/山田薫]
第2部 身体障害をもつ人たちの「性」
3章 脊髄損傷者の「性」[島影俊英]/4章 重度脳性マヒ者の「性」[谷口明広]/5章 進行性筋萎縮症者としての「性」[勝矢光信]/6章 軽度肢体障害をもつ人たちの妊娠・子産み・子育て[赤松彰子] ほか
第3部 知的障害をもつ人たちの「性」
9章 知的障害をもつ人たちの「性」[飯田雅子]/10章 結婚生活に関する基本的援助[飯田雅子]/11章 家庭内での「性」に関するしつけ[中嶋正代]/12章 知的障害関係施設における「性」の問題[森昇] ほか
第4部 障害をもつ人たちを取り巻く人的環境
14章 ボランティアによる性的援助[武田康晴]/15章 親への家族生活教育とそれに基づく性教育[渡辺顕一郎]/16章 施設職員の指導と心がまえ[松島隆幸]/17章 マスコミから見た障害者の「性」[森川明義]
目次
障害をもつ人たちの「性」の歴史と今日の課題
「性」に関する基本的理解―ジェンダーについて
障害をもつ人たちの「性」の理解―医者の立場から
脊髄損傷者の「性」
重度脳性マヒ者の「性」
進行性筋萎縮症者としての「性」
軽度肢体障害をもつ人たちの妊娠・子産み・子育て
肢体障害関係施設における「性」の問題
身体障害をもつ人たちの「性」に関するQ&A
知的障害をもつ人たちの「性」
結婚生活に関する基本的援助〔ほか〕