出版社内容情報
国境を越えて，インドやパキスタンの売春宿へ売られていくネパールの少女たち。エイズ感染の急増など彼女たちをとりまく現状をレポートし，経済的格差など売買春を生みだす社会構造そのものに迫る！
第１部 レッドライトトラフィック―ネパール少女の売買
第２部 シンドゥパルチョーク郡における少女の売買に関する状況分析レポート
内容説明
本書の内容は、まずネパールの少女の売買と搾取を許す大きな社会的かつ経済的な状況について述べ、次に、ネパールでのエイズの存在について見ることにし、とりわけ性産業労働者のような危険の高いグループの中でその広がりを押さえようと取られている行動について見ていくことにする。そして、エイズに感染後、村へ帰郷した者の話しも含め少女の性産業労働者に何が起こっているのかの状況を見る。
目次
第１部 レッドライトトラフィック―ネパール少女の売買
第２部 シンドゥパルチョーク郡における少女の売買に関する状況分析レポート
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
偽教授
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ネパール国内の少女買春を取り上げているのかと思ったら、他資料にもよく出てくる、インドへの人身売買を取り上げた本で、しかもネパールの全般的な経済状況など直接関係ない事柄の冗漫な解説が目立つ。同じテーマの本としてはこちらを読んだほうがいい。 http://book.akahoshitakuya.com/b/43349752912012/01/21
fut573
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ネパールの少女売買春についてのレポート。売買春に留まらずそれを生み出す文化的社会的差別についても記述がある。2009/11/01
