内容説明
二十世紀文学の異才ボルヘスとその妹ノラも参加した、1920年前後のマドリードにおける前衛文学運動に光を当てた本邦初となる研究書・アンソロジー。ヨーロッパ文学の潮流をスペインに紹介し、ガルシア・ロルカら後の世代に影響をあたえた、半ば忘れ去られた文学運動の全貌が明らかになる。
目次
第1章 ウルトライスモ前史
第2章 ウルトライスモの誕生
第3章 ウルトライスモの進展
第4章 ウルトライスモの詩のテーマ
第5章 ウルトライスモの詩の技法
第6章 モダン都市マドリードとウルトライスモ
第7章 ウルトライスモと女性アーチストたち
第8章 スペインからラテンアメリカへ
著者等紹介
坂田幸子[サカタサチコ]
慶應義塾大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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