出版社内容情報
近世の賤視が近代差別へとドラスチックに変換する触媒としてのいわゆる「人間主義」の考察をもとに,近代差別の本質と構造の解明を行い,差別語論議の本質とその定義を展開する。
ファイル1 「こども」と書けない/ファイル2 「こども」は差別されているのか/ファイル3 差別語の定義/ファイル4 差別語イコール差別か/ファイル5 日本の「こども」の誕生/ファイル6「貧児」は差別以前の身分/ファイル7 囲いこみと隔離/ファイル8 近代差別の起源/ファイル9異人の出現/ファイル10 髭オトコの市民登場/ファイル11 水平社宣言の「人間主義」/ファイル12 目的は反差別だ!/ファイル13 さまざまな差別はどう関係しているのか/ファイル14 スティグマなき「いじめ」/ファイル15 社会規範にゆらぎをあたえつづける差別語
資料1 佐野学「特殊部落民解放論」/2 平野小剣「檄」/3 大河内清輝「遺書」
付録1 だれが,どこで,「部落」なのか―近代部落論とマルクス主義/2 起源論の水準―菊池山哉『特殊部落の研究』をめぐって/3 呼称と言いかえ/4 禁句・言いかえ集/5 純文学終焉論争
目次
「こども」と書けない
「こども」は差別されているのか
差別語の定義
差別語イコール差別か
日本の「こども」の誕生
「貧児」は差別以前の身分
囲いこみと隔離
近代差別の起源
異人の出現
髭オトコの市民登場〔ほか〕



