内容説明
本書は、1881年から1914年にかけて英国に出現し、その後半世紀間にわたって看護界を支配した一般病院の正規の看護教育を受けた第一世代の看護についての論述である。第1次世界大戦が勃発し、多くの看護婦が必要とされた時、女性たちはどのようにして看護婦になっていったか、どのように改革し、専門職業の地位を獲得していったか、19世紀の社会事情を背景に、女性たちが進めた自立への歩みに近代女性史を併せたどることができる。
目次
第1章 背景
第2章 新人―社会的・職業的進出
第3章 養成と教育
第4章 看護におけるキャリア
第5章 第3の性―要約と結論
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