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内容説明
あなたの知らない歯科治療の世界。これから、どこで、誰に、どんな治療を受けたら良いのかを示す目からウロコがおちる一冊です。
目次
第1章 歯の治療は本当に「治療」なのか
第2章 歯科医師はむし歯や歯周病を治せるのか
第3章 歯科医師とはなにか
第4章 むし歯も歯周病も治る
第5章 歯科医療とはなにか
第6章 歯磨き
第7章 インプラント
第8章 歯列矯正
第9章 顎関節症
第10章 医療保険(健康保険)
著者等紹介
飯塚哲夫[イイズカテツオ]
歯学博士。1982年東洋人としてただ一人のフランス国立歯学アカデミー外国人会員となる。1965年、日本歯科大学大学院(口腔外科学専攻)博士課程を修了。パリ大学医学部口腔科スタジエールの後、渡米してネブラスカ州立大学歯学部に交換研究生として在籍。1973年、医療法人相生会渋谷病院院長に就任。現在、医療法人菁莪会口腔研クリニック理事長、名誉院長。埼玉歯科衛生専門学校校長。特定非営利活動法人日本歯科医療水準評価機構理事長。約1800人の歯科医師で構成される「近代口腔科学研究会」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
3
歯科医師とは,歯の医者となって歯を治すのではなくて,歯の修理を行う者たちである.そのため,壊れたものを修理するだけの存在なので,本来の意味で治るということはない.その違いを理解していない歯科医は,その時点で大きな間違いを犯しているといえる.2010/09/29
モレ
0
p14歯の治療と考えられているものは、実は医療ではなくて修理なのです。2015/08/10
じろ
0
どうすりゃいい?2013/09/09
ヒラマサ
0
これは面白かった! 歯科に対する常識や思い込みが修正される本。 歯科「治療」とよく言われるけど、多くの場合それは「治療」ではなく「修理」であることを指摘し、この矛盾が自覚されないまま処置が進むことに警鐘を鳴らす。歯周病や虫歯の治療ができる医師はほとんどおらず、義歯設計の能力も必ずしも涵養されていないことも述べており、驚かされる。歯磨きの指導も衛生士の自己流で指導されており、効果的な歯磨きが出来ている例は少ない。自助努力でできる工夫も紹介されているが、わずか。インプラントや矯正にも言及。2023/05/10