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漱石の大出血はアスピリンが原因か―作家たちの消化器病

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  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750003450
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

内容説明

消化器医療の最前線を担ってきた著者ならではの視点による、新しい解釈。

目次

夏目漱石の胃潰瘍―大出血はアスピリンが原因?
寺田寅彦の胃潰瘍―その出血もアスピリンが原因か
穿孔を起した横光利一の胃潰瘍
永井荷風の吐血死―本当に胃潰瘍だったのか?
輸血後のC型肝炎から肝癌に進行した吉行淳之介
禁酒できなかったアルコール性肝硬変梅崎春生
酒と旅をこよなく愛した若山牧水の病い
メチルアルコール中毒と噂された武田麟太郎の死
明治の中頃、胃癌を告知された尾崎紅葉
告知されなかった木下杢太郎(東大医学部教授太田正雄)の胃癌
伊藤整の胃癌―彼も告知されなかった
高見順の食道癌との闘い
腸閉塞の形をとった尾崎士郎の大腸癌
診断まで時間のかかった正宗白鳥の膵癌
色川武大の胆石症
眼科退院後、妻が黄疸に気付いた中野重治の胆嚢癌
石川啄木の結核性腹膜炎―東大病院入院中に受けた手術とは?
終章

著者等紹介

野村益世[ノムラマスヨ]
昭和4年東京に生まる。昭和29年3月東大医学部卒業。同年4月より一年間同大学病院でインターン。昭和30年5月東大第二内科に入局。昭和40年11月関東中央病院消化器内科部長。平成2年4月同副院長。平成4年3月同定年退職。平成12年3月同非常勤医を退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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