早稲田新書<br> 心身論の挑戦―最先端の学際的アプローチから

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早稲田新書
心身論の挑戦―最先端の学際的アプローチから

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  • サイズ 新書判/ページ数 418p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784657240057
  • NDC分類 114.2
  • Cコード C0210

出版社内容情報

心と身体はどのような関係なのか――。この問いは古来より人々に探求されてきた。心と身体は異なるものなのか、あるいはどのようにつながっているのか。心理学、哲学、仏教研究、東洋思想、文化史、文化人類学、教育学において、それぞれの視点から心と身体のつながりを問い直す。異分野間を横断する13章が新たな地平を切り拓く。人間観が深まる、心身論の最前線。

【目次】
第1部 歴史における探求                          

第1章 哲学と宗教における魂と身体(小村 優太)
第2章 心身論からの新しい学問像とソマティック心理学(久保 隆司)
第3章 仏教における転換の体験と身心相関
    ――アーラヤ識説を中心に(山部 能宜)
第4章 中国道教の内丹法における心と身体
    ――伝統中国における倫理的正統性への接続点としての身心(森 由利亜)
第5章 捨身図像の千年
    ――玉虫厨子から九相図へ(山本 聡美)


第2部 実践からの出発                            

第6章 心身の心理学とボディワーク(宮田 裕光)
第7章 武道にみる心と身体
    ――「天真体道」創始者の青木宏之の思想から(丸山 貴彦)
第8章 マインドフルネスにおける身体(越川 房子)
第9章 心と身体が作る痛みとマインドフルネス(石川 遥至)


第3部 心のゆらぎへの接触                           

第10章 憑きもの筋と心と身体(酒井 貴広)
第11章 子どもの描画から見る身体表象の発達(清水 由紀)
第12章 成人のパーソナリティと心身(小塩 真司)
第13章 現代哲学の心身論から遺伝子の問題へ
    ――遺伝子と心の特性(村松 聡)

内容説明

異分野間を横断する13章が新たな地平を切り拓く。心と体をとりまく問題は複雑化、多様化している。それらの問題を解く鍵となり得る論考が集結した。人間観が深まる、心身論の最前線。

目次

第1部 歴史における探求(哲学と宗教における魂と身体;心身論からの新しい学問像とソマティック心理学;仏教における転換の体験と心身相関―アーラヤ識説を中心に;中国道教の内丹法における心と身体―伝統中国における倫理的正統性への接続点としての身心;捨身図像の千年―玉虫厨子から九相図へ)
第2部 実践からの出発(心身の心理学とボディワーク;武道にみる心と身体―「天真体道」創始者の青木宏之の思想から;マインドフルネスにおける身体;心と身体が作る痛みとマインドフルネス)
第3部 心のゆらぎへの接触(憑きもの筋と心と身体;子どもの描画から見る身体表象の発達;成人のパーソナリティと心身;現代哲学の心身論から遺伝子の問題へ―遺伝子と心の特性)

著者等紹介

村松聡[ムラマツアキラ]
1958年、東京生まれ。上智大学哲学科、同大学院を卒業後、ドイツ、ミュンヘン大学留学。横浜市立大学、国際総合科学部、准教授を経て、早稲田大学文学学術院、教授。研究テーマは近・現代の哲学、倫理学、応用倫理学と生命倫理。パーソン論、他者論、身体論を中心に研究している

小村優太[コムラユウタ]
1980年生まれ。東京外国語大学外国語学部卒、東京大学総合文化研究科超域文化科学専攻(比較文学比較文化)博士課程単位取得退学。博士(学術)。2018年早稲田大学文化構想学部専任講師、2021年准教授。専門はアラビア哲学、中世哲学、魂論。また子どもの哲学、哲学対話などの哲学実践もおこなう

宮田裕光[ミヤタヒロミツ]
1981年、奈良県生まれ。京都大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程修了。2009年、博士(文学)。2017年より早稲田大学文学学術院准教授、2019年より同教授。専門は身体心理学、ソマティック心理学、東洋的心身論。初期には、ハトなどの動物や幼児のプランニング能力に関する行動実験による研究を行った。その後、東洋的な直観や霊性に基づく人間の心理学を志向(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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