出版社内容情報
メディアをにぎわす中国の商標権侵害、その起源は明治日本にあった!
現在世界中で問題になっている、中国企業による外国製品商標の侵害行為。その手口は、明治期に日本企業が西洋企業製品を標的に行っていた手口と、それを合法化していた日本政府の法解釈を取り入れたものだった――。
国内外にある膨大な文書を通じて、知られざる歴史的事実を明らかにした画期的研究。
内容説明
メディアをにぎわす中国の商標権侵害、その起源は明治日本にあった!現在世界中で問題になっている、中国企業による外国製品商標の侵害行為。その手口は、明治期に日本企業が西洋企業製品を標的に行っていた手口と、それを合法化していた日本政府の法解釈を取り入れたものだった―。国内外にある膨大な文書を通じて、知られざる歴史的事実を明らかにした画期的研究。
目次
第1部 イギリス・日本・中国の商標保護制度と盗用の発生(各国の商標保護制度の起源とその背景;華商・華人企業による商標の盗用;商標保護制度をめぐる日本とイギリスの対立)
第2部 中日英米商標権侵害紛争(在華英米企業の商標権を侵害する関西日本製造業者;日中間商標権侵害紛争;英中間商標権侵害紛争;補論 在華日本・イギリス企業以外の商標権侵害紛争)
第3部 中国に於ける外国商標保護制度の成立と崩壊(中国商標法(一九二三)の制定施行
中国商標法(一九二三)の機能
中国に於ける外国商標保護制度の崩壊)
著者等紹介
本野英一[モトノエイイチ]
早稲田大学政治経済学術院教授。東京大学大学院人文科学研究科東洋史専攻修士課程修了、オックスフォード大学大学院博士課程修了(D.Phil)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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