早稲田大学エウプラクシス叢書<br> 李贄―明末“異端”の言語世界

個数:

早稲田大学エウプラクシス叢書
李贄―明末“異端”の言語世界

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月25日 22時55分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 314p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784657228024
  • NDC分類 125.5
  • Cコード C3310

出版社内容情報

儒仏道三教を融合し、小説や戯曲を愛好し、暗雲たちこめる明代末期の朝野を駆け抜けた異端思想家、李贄(1527-1602)。その思索は伝統に根ざしながら、中国思想の新たな地平を切り拓くものであった。言葉への盲目的服従は、人を束縛し、本来の「心」を失わせる――彼は言葉の機能を問い続けた。歴史、政治、学びの場、文学の世界、死生観をめぐって、李贄の言葉の旅を辿る。

内容説明

孤高の思想家は、言葉に翻弄され“伝わる”可能性を誰よりも欲した。儒仏道三教を融合し、『水滸伝』を称え、時代を睨めつける思想と文学に足跡を残した異形の放浪者、李贄(1527‐1602)。中国史上屈指の異端思想家に新たな角度からせまる!

目次

序章 孤絶と邂逅の思想家―その生涯と源流
第1章 言葉は如何に機能するか
第2章 師はどこにいるのか―求道者の学び
第3章 政治の場での語り―弾劾と諌言
第4章 他者によりそう―言葉における近さ
第5章 詩文に託されたもの―その社会性をめぐって
第6章 自己を語る言葉―歴史への自己投影
第7章 死を語る言葉―死にゆく自己
終章 自由か、束縛か

著者等紹介

阿部亘[アベワタル]
1982年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科東洋哲学専攻博士後期課程修了、博士(文学)。現在、浙江師範大学外国語学院副教授。専門は中国哲学(宋明理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。