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早稲田大学学術叢書
地域再生の論理と主体形成―農業・農村の新たな挑戦

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  • サイズ A5判/ページ数 456p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784657197016
  • NDC分類 611.1
  • Cコード C3336

内容説明

広域経営と共生農業システムを担うわが国農山村型の社会的企業、産業間連携とチェーン構築、地域資源の総合的な利用・管理など、農業・農村再生の担い手システムの新たな展開・挑戦の実態を明らかにし、地域の持続可能性の確保に必要な今後の課題を提起する。

目次

農山村再生の論理と方法
第1部 広域経営と地域農業再生―社会的企業の新たな挑戦(共生農業システムを担う社会的農企業―鳥取県八頭町の新たな挑戦;創造と連携による広域経営システム―広域経営法人の挑戦;農村における社会的企業と政策システム―ヨーロッパの経験から学びえるもの)
第2部 産業間の連携とチェーン構築による地域再生(農商工連携の深化とバリューチェーン;JA直売所と道の駅の新たな公共とビジネスモデル;農福連携と持続的な農業・農村発展)
第3部 地域再生への新たな挑戦(日本型水社会の変化と地域資源管理システムの再構築;小水力発電が果たす中山間地域の底支え―農村の再生可能エネルギー活用に向けて乗り越えるべき課題;共生農業システムのモデル構築に向けて―地域資源の総合的な利用と管理)

著者等紹介

柏雅之[カシワギマサユキ]
早稲田大学人間科学学術院教授。東京大学大学院修了(農学博士)。茨城大学教授、東京農工大学大学院教授(連合農学研究科)、東京農工大学21世紀COEプログラム「新エネルギー・物質代謝と生存科学の構築」サブリーダー、バーミンガム大学客員研究員、ロンドン大学インペリアルカレッジ客員研究員などを経て現職。日本国際賞(Japan Prize)選考委員などを歴任

矢口芳生[ヤグチヨシオ]
福知山公立大学地域経営学部教授。東京農工大学農学部を経て東京大学大学院修了(農学博士)、東京農工大学大学院教授、国立国会図書館専門調査員を経て現職。日本農業経済学会副会長、農業問題研究学会会長、共生社会システム学会会長等を歴任

斎藤修[サイトウオサム]
千葉大学名誉教授、昭和女子大学客員教授、日本フードシステム学会会長(4期8年)を経て顧問、農林水産省研究開発法人審議会会長。千葉大学園芸学部を経て東京大学大学院修了(農学博士)

弦間正彦[ゲンママサヒコ]
早稲田大学社会科学総合学術院教授、早稲田大学理事(国際担当)、USJI(Washington,DC)事務局長。ミネソタ大学(米国)Ph.D.財団法人国際開発センター研究員、横浜市立大学講師・助教授、早稲田大学助教授・教授、地域・地域間研究機構長を経て現職

西原是良[ニシハラユキナガ]
早稲田大学地域・地域間研究機構次席研究員/研究院講師。早稲田大学政治経済学部を経て東京大学大学院修了、(農学博士)。早稲田大学人間科学学術院助教を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。